一昨年のダメージから見事回復して、いくつも花を咲かせてくれました。昨年の状態から比較すると、驚くほどの成長ぶりです。まだいくつも花芽を持っているので、今年はこれからも咲いてくれることでしょう。
つぼみは二日間くらい垂れ下がっていましたが、開花直前になると自然に上を向き膨らみ、夕方くらいから花がゆっくりと咲き始めます。今回最大に開花したのは午後10時くらいです。その時の日没時間から数時間後に咲くというわけです。
夜に咲く理由は、原産地である南方で、夜のみ行動する蝙蝠によって受粉されるからだそうです。なんでもコウモリはホバリングをしながらやや下を向き、舌を伸ばして顔を花粉まみれにしながら花の蜜と花粉を舐めとるらしいです。ちょっと驚きですね。